まず材料が熱で切れることが出来るが60cm×90cmの板に30φで48穴・64穴・120穴を開けたいので市販のスチロールカッターは切れる範囲が限られるので使えない。
半田ごてなら電線の届く範囲どこでも使える。しかしこて先が太すぎるのと短いので30mm厚をカットできないのでこて先を自作することにしました。
フリーに使えるがキレイな円が切れないこととボードごとに採寸して穴位置を決めないといけないのは邪魔くさいので、標準のボードを制作することにしました。
養液栽培設備(以後「栽培ベッド」)を自作したとき必ず必要になるのが発泡スチロール等で出来た栽培ボードです。
ネットで探しても希望通りのものが見つかりません、あっても1枚2枚の販売はしてなかったり注文生産だったりと趣味の範囲を超えてしまいます。
身近でそろう材料といえば、ホームセンターで売っている断熱(保温)材の発泡スチロール板かスタイロフォームが手ごろな値段でちょーどいいと思います。
これをすきなサイズにカットして栽培穴をあけて養液槽に浮かべたら栽培ベッドの出来上がりです。
そこで問題が栽培穴をどんな道具を使って開けるかです。
カッターナイフ、引き回し鋸、ホールソーを使ってみましたが、大きな穴をあけるならなんとかできても30mm径の円弧がキレイに切れない、切りくずが多い、数を切るのは疲れるし時間がかかるし、とてもやってられないので道具を作ることにしました。
私は市販の木工用の工作台で固定して作業しています。
栽培ボードはそう何回も制作しないので普段は、栽培ベッドの横に置いています。66×96×40くらいなのでそんなにかさばらないし移動も簡単です。
半田ごての先を引き抜き同じサイズの真鍮パイプの中に3mmの真鍮棒を差し込んだ後パイプの先をカシメて棒を固定したものを作った。 半田ごては屋外で使用することを考え100wにした。 標準ボードは、5mm厚のシナべニアにホールソーで穴をあけて制作しました。 1回作ればボードのカットから穴開けまでスケールとして使えるので便利になった。 |
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穴をあけてるところです。 ひと穴開けるのにかかる作業時間は数秒です。 煙の臭いがある(体に悪そう)ので屋外か風通しのいいところでの作業がお勧めです。 |
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切り終わった後はキレイに抜け落ちることもあれば写真の様に糸状になった樹脂でひっついている場合がありますが指で押せば簡単に抜け落ちます。 粉体状のごみが出ないので掃除が簡単です。 注意するのはやけどです。 |