ホームセンターに行くと野菜作り用の深さがあるプランターがならんでいます。
いろんな種類の栽培用土が手ごろな値段で所狭しと積み上げられています。
苗もいっぱい置いてあります。
簡単に(害虫には泣かされましたが)野菜作りと収穫を楽しんだ後は、おいしくいただくこともできました。
後に残ったのは、疲れ果てた土です。
この土どうします?自力で再生作業やります?
細かい根っこがいっぱい入っています。きれいに取り除きますか?
栄養補給に、腐葉土?堆肥?鶏フン?牛フン?油粕?等々何をどのくらい入れます?
酸性土壌になってる?から、苦土石灰を入れて微量要素の補給もしてってどのくらい入れる?
邪魔くさいから、古い土の再生材とか復活材とか売ってるけど、これを使う方が楽。けど効果は??
それから、害虫とかその卵とか病原菌とかが残ってると困るので、殺菌、消毒lって、太陽光でやる?薬でやる?
エ―イ!新しい養土を買って、全部替えジャ・・・・・・となってしまいます。
ところで、古い土どうする?
庭の隅にでも置いておくしかないか、で、たちまち小山が出来てしまいました。
  ここで脱線
  「ふと思い出した、通勤途中線路沿いの道を歩いていたとときのこと、何かが前方の頭上を飛び、放物線を描いて線路の
  土手(線路は私が歩いてる道より下にあります)に落ちました。
  それは枯れた植物の植わった植木鉢でした。向かいのマンションの何階かから投げられようでした。
  どのベランダにも植物が置かれてあり、見上げた時には犯人の姿もなく(通勤通学の人通りの多い中での凶行、ベテラン
  ですなー)」

こんな悪ドイ処分は普通の人はやらないから使い終わった土や植木鉢の処分に困ってしまいます。
養液栽培なら捨てるのは使い終わった溶液ですが、これも植木や鉢ものの水やり代わりにして処分してしまいます。
設備費にチョットかかりますが、ポンプ以外は10年くらい十分持ちそうです。連作障害は発生しません、根腐されで枯らすことはありませんが養液を切らして枯らすことがあります。それでも微妙な調整ではなくいつもたっぷり養液が入っていればいいのですから管理が楽です。
植木鉢やプランターよりも少ない容積で大きくなる植物を栽培できます。
私の栽培装置の略図を下記に紹介します。



                             2013年(平成25年)7月に上記栽培ベッドを廃棄して新しい湛液栽培ベッドを製作しました。











発泡スチロール箱簡易堪液栽培ベッド

 ※廃溶液の処理方法として家庭でやるような少量なら下水に流したり庭木草や鉢植えに与えても問題ないかもしれないが、本格的にやるとなれば何十トンもの溶液を廃棄することになり、下水で受け入れてもらえればいいが下水処理区域外の場合系外へ廃棄することは土壌汚染、水質汚染になってしまう。水処理装置や足りなくなった単肥成分だけを補い系外へ廃水を出さないシステムを導入すれば費用面で絶対やっていけない。
廃溶液の処理問題が解決しないのでやめることにした。

 結局、農産物の生産に化学肥料や化学農薬を使わないとできないような農法は地球を汚染し自分自身を汚染していることにならないか?
 年中それなりにオイシイ「本当においしいのか?化学肥料化学農薬漬けの野菜しか食べてないから、比較対象がないからおいしいと思っているだけじゃなのか?」形や大きさがそろった、綺麗な「これを本当に綺麗というのか?」野菜を大量に生産することができる化学肥料農法は素晴らしいが今見えていない部分がゆっくりと姿を現し始めると怖い。
もしかするともうすでに姿を現しているかもしれない気づいていないだけで。
私が子供のころ鼻炎とか蓄膿症とされていた症状が今は花粉症、アレルギー症状と言われているのと同じように気づいていなかっただけだが危険レベルの問題だ。

これからは、
無化学肥料・無化学農薬栽培について勉強することにした。
自然農法や自然農、有機栽培、等々いろいろあるがその中でも理論的であることから


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