バイオディーゼル燃料を作ったのはいいんですが、ディーゼル車に入れて使うには供
給量がたりないし、発電機だけを回していても燃費が良いのかナカナカ消費できない
し、最初に作ったのが平成16年5月ですから、もう少しで4年もののバイオディーゼル
燃料になってしまいます。
もう酸化ががだいぶ進んでるやろうし、水分の吸収もかなりあるやろうし、こんなん
エンジンに入れるのはチョット気いひけるし、なんか良い使い道はないものかと考えた。
オイルランプに使えないかとハリケーンランプやガラス製スタンドランプで試してみた。
最初は、きれいに点灯した、が、10分もすると火が小さくなってきて、終いには消えて
しまった。
しかも、ハリケーンランプの燈芯は真中がへこんだ最悪の形に燃えてしまった上に、
樹脂状のものがこびりついていた。燈芯を成型して再度点火するも、同様の結末で利
用できないことが判明した。
スタンドランプも同じように消えてしまった。芯が燃えてしまっているようだ。
昔の行燈は、魚油や鯨油、植物油を使っていたんだから、皿に燈芯を漬けただけの
ほうが良いんではないかとやってみた、
結果、最後まで消えることなく灯火できたが、煤の出がひどくて使いものにならなか
った。
インド雑貨の店でこれだと思うランプを見つけたので早速購入してテストしてみた。
思ったとおり完璧な灯火状態で煤もなく、完全燃焼状態なのか匂いも無し
BDF転じてBLOとしても使えることがわかった。
邪道かもしれないが、気軽に廃食用油を加工してバイオランプオイル(BLO)として使
うことで、癒しのランプとして利用できるなら、廃棄物として捨ててしまうよりも有効な
使い方かなと思う。
しばらくはこんな風に元気よく点灯しているんです
そのうちこんな感じになってついに消えてしまいます。
インド式のランプは、きれいにバイオランプオイルが無くなるまで点灯しています。
火災防止の安全のため空き缶とガラスチューブをとりつけてみました。
このやり方を利用して、いろんなグラスランプを作ってみました。
市販の灯油を使うオイルランプでは、粘度が高すぎてうまく芯にしみ込まないようです。
芯を綿花に換えてみても、うまくいきませんでした、芯の上下調節も出来なくなりました。オイルを吸収して膨張したのと、芯送りの構造上引っ掛かりがうまくいかなかったようです。
少し改造してみる必要がありそうです。
たっぷりオイルが入ることと、火力を調節(芯の出かたを調節できる)できるランプは捨てがたいですから、何とかバイオランプオイルが使えるようにしたいなと思っています。。
市販のキャンドルランプをバイオランプオイル仕様にしてみました
グラスランプの工作室
製作中